
安納芋(ふじた農産のホームページから)
鹿児島が誇るナチュラルスイーツな野菜の『安納芋』を知っていますか?
世の中美味しいスイーツがあふれています。
特にフルーツ系のスイーツは多いですよね。
安納芋は、フルーツでは味わえない口あたりとともにフルーツにも負けない甘さを味わえます。
鹿児島に行って、安納芋を食べたとき、芋がこんなにも甘く美味しいことを知りませんでしたね。
焼き芋好きな女子は多いとは思いますが、それと一線を画すのが安納芋です。
「焼芋が大好き」という方が最後に行きつくのが、この安納芋の焼き芋といっても過言ではありません!
安納芋とは

安納芋は、安納地区を発祥とし、今では種子島全島で作られている特産品です。
種子島は、隆起性の島でミネラル分を多く含み、甘くておいしいさつまいもを作るのに適した土壌ですので、ここで育てられた安納芋は、糖度が高く、焼くとしっとりした食感になります。
※ふじた農産のパンフレットより引用
説明には、「しっとり」とありましたが、私の感覚では「ねっとり」といったかんじだと思います。
生の安納芋をふかして食す

私の自宅では、石やきいもはできないので、生の芋をナチュラルに食すには、
オーブンで焼く
レンチン
鍋で蒸す
の3種類で調理することになります。
個人的な意見では、家庭で生のさつまいもを調理するには、「蒸す」が一番おいしい。
ということで、生の安納芋を蒸しました。
そして、食したところ、
「爽やかな甘さ」
とその味を表現していいでしょう。
しつこい甘さではなく、程よく口内に広がる上品な甘さという感じ。
食べた後には、さわやかな甘さの余韻が残ります。
蒸してあるので、水分を適度に含んでいるので、口の中が乾くということもありません。
また、皮ごと食べるのがいいですよね。
皮の食感がちょっとクリスピーな感じがして。
食物繊維やカリウム、ビタミンEを含み、食べると健康になれるイメージがあるのもうれしい。

生の安納芋の断面
安納芋の果肉はオレンジ色は、これはカロテンということなので、これもポイントです。
爽やかな自然の甘さを存分に味わるふじた農産の『焼芋っ娘』
ナチュラルにサツマイモを味わうなら、「石やきいも」を思い浮かべますよね。
しかし、なかなか自宅で「石やきいも」を作ることはできない。
安納芋の「石やきいも」で楽しんでみたい・・・それがあるんです。
それが、『焼いもっ娘』です
焼いもっ娘は、種子島のミネラル豊富な土壌が育てた安納芋を種子島唯一の桜島溶岩プレートの炭火焼で焼き上げたしっとり甘い焼き芋です。
では、その『焼いもっこ』のレポートです。
ふじた農産を訪れる
ふじた農園は、鹿児島の嫁さんの知り合いに紹介してもらいました。
鹿児島の嫁さんの知り合で、鹿児島のいろいろな食にかかわるコンサルをしているちょっと謎な人がいます。
その方には、いつも鹿児島の美味しいものを紹介してもらって、そこに食べに行くのが鹿児島訪問の楽しみのひとつに。
そんな中で紹介してもらったのが、ふじた農園の『焼いもっ娘』でした。
店は、東京にあるサーティンワンアイスクリームのお店よりも小さいのではないかと。
店に入ると、アイスクリーム用の冷蔵庫に『冷凍焼芋安納芋 焼いもっ娘』が入っています。
その謎の方は、店主とは知り合いらしく、店員さんに声をかけていました。
しかし、その時店主は不在だったようで、ちょっと残念そう。
その謎な方は大量に『焼いもっ娘』を購入。
私たち夫婦も、東京の自宅への発注をお願いしました。
東京に帰ってきてから、『冷凍焼芋安納芋 焼いもっ娘』を食したのですが、
「こんな甘味があったんだ」
と言う驚き。
保存がきく冷凍だったので、大事に長く食べていこうと思ったのですが、鹿児島の嫁は美味しいものから先に食べていく性格なので、あっという間になくなってしまいました。
『冷凍焼芋安納芋 焼いもっ娘』の食レポ

冷凍宅配便で届いた『焼いもっ娘』
敬老の日のは母への贈り物に『冷凍焼芋安納芋 焼いもっ娘』を贈ることにしました。
理由は、
母は安納芋なんて食べたことがない
ねっとり系の焼き芋だから身体にも咽喉にも優しくて、高齢者(80歳越え)にも食べやすいだろう
ということで、『冷凍焼芋安納芋 焼いもっ娘』をお取り寄せして贈ることに。
[st-kaiwa1]母は、母の日には『焼いもっ娘』を希望するようになりました。どうやら花より団子。洋風スイーツよりも和風スーツが好みのようです。『焼いもっ娘』はお年寄りにはかなり喜ばれそうです。[/st-kaiwa1]
ついでに、我が家でも楽しみたいと、同じものを自宅に。
冷凍安納芋をレンジでチンして食す

電子レンジで冷凍の『焼いもっ娘』をチンする
ふじた農園サイトで、1分間レンジで加熱して、熱々で食べる方法が説明されていました。
ワット数が記載されていなかったので、とりあえず900Wで1分加熱。
電子レンジで加熱すると、ねっとり感がマシマシです。
芯のところはまだ冷凍状態が残っていました。
周りは熱々、芯はシャーベット状。
かぶりついてみると、あったかシャリシャリで、これはこれで美味しい。

安納芋の蜜が垂れる
食べていると、蜜のような水滴があふれてきます。
ちょっと、ほかにはない甘さが口の中に広がりました。
冷凍安納芋を自然解凍して食す

冷凍『焼いもっ娘』を自然解凍する
自然解凍すると、芋がしっかりした状態が残ります。
ナイフで切っても、ちゃんと形が残ります。
そのまま食す
ちょっと甘さが抑えられて、さわやかな甘さ。
栗を裏ごししたような食感。
モンブランのマロンの部分の甘さとも似ています。
自然解凍したものをオーブンで焼く

自然解凍した冷凍『焼いもっ娘』をオーブンで焼く
ちょっと、焼芋感をプラスアルファしてみたくなって、自然解凍した『焼いもっ娘』をオーブンで焼いてみました。
焼くと皮がパリッと香ばしくなって、その歯ごたえがとてもおいしい。
そして、焼いた方が甘みが強くなります。
冷凍『焼いもっ娘』を自然解凍したら、ちょっと焼くというのが私のジャスティスですね。
80歳越えの母の感想
東京で暮らす母が、敬老の日の贈り物『冷凍焼芋安納芋 焼いもっ娘』のことについて電話をかけてきました。
母が話すところ、自然解凍で食べたところ、今までにない甘さで大変美味しかったとのことでした。
その他の感想は特になかったのですが、80歳を越えて焼芋1個食べられということですから、食べやすかったんでしょうね。
2019年9月17日のめざましテレビで紹介されていた安納芋スイーツ

ところで、安納芋は巷でも流行っているようで、2019年9月17日のめざましテレビの「イマドキ」で安納芋スイーツの特集をやっていました。
紹介されていたのは、東京の安納芋スイーツを扱う3店舗です。
Eggs’n Things 銀座店
パンケーキの有名店だそうですね。
そこでの、安納芋のスイーツは
『スイートポテトパンケーキ』(1598円)
パンケーキの上に大学芋が乗っている、ボリューミーな安納芋スイーツです。
9月2日(月)~9月30日(月)の期間限定で『スイートポテトパンケーキ』を販売いたします。
糖度が高くしっとりとした食感が特徴的な安納芋を贅沢に使用した『スイートポテトパンケーキ』は、パンケーキに安納芋ペーストを盛り付け、表面を炙ることで香ばしさをプラスしました。
パンケーキの上にはゴロっと大学芋を盛り付け、一皿でお芋を存分に感じられるよう仕上げました。
キャラメルソースをかけたバニラアイスと一緒に秋の味覚をご堪能ください。(Eggs’n Things 銀座店から引用)
LeaLea 東京・渋谷
期間限定だったけど、人気で復活した安納芋のスイーツ。
『安納芋フラッペ』(648円)
濃厚な安納芋のペーストに、牛乳とチーズクリームをミックス。
甘すぎない冷たいシャリシャリ系のドリンク。
さらに、黒糖タピオカ入り。
シードリングス 品川
種子島産の安納芋にこだわった、安納芋のスイーツの専門店。
一番人気は『安納芋アイス』(500円)
ほくほくの安納芋の焼き芋とバニラアイスとの組み合わせが抜群だそうです。
最後に
鹿児島には美味しいものたくさんあります。
安納芋もその一つ。
素朴ながらも、極上の甘さが味わえます。
安納芋の焼き芋は飾っ気のない素朴な美味しさ。
安納芋のおいしさに気付いてもらい、鹿児島が好きになっていただければ。
『焼いもっ娘』はふじた農産のホームページからお取り寄せできます。
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